肝臓が炎症する病気を肝炎と呼び、B型肝炎とはB型ウイルスの感染による肝機能障害の病気です。感染力が高くB型ウイルスを保持した血液や体液を介して感染します。肝炎には様々な因子がありますが日本人の多くはウイルス肝炎によるものとされています。しかしB型ウイルス自体が炎症を起こすわけではなく、感染したのちにB型ウイルスが肝臓で増殖し、それを感知した体の免疫機能がB型ウイルスと戦った際に発症します。

成人でのB型肝炎の潜伏期間は平均で3カ月、最大6カ月となり気付きにくいものでもあります。B型肝炎に感染しても八割の人は自覚症状が無く半年ほどで治癒します。感染力の高いB型肝炎ですが、自然治癒した人からは感染することはありません。また自然治癒者はその後B型肝炎ウイルスに再度感染することもありません。

B型肝炎の潜伏期間が終わった感染者の三割に急性肝炎が発症します。急性肝炎が発症すると最初は体の倦怠感や発熱、嘔吐や下痢といった風に似た症状から、褐色の尿がでる、肝臓の腫れや痛み、人によっては黄疸の症状がでます。B型肝炎でもっとも怖いのは劇症肝炎というものです。これは急性肝炎を発症した人のおよそ一割の人しかなりませんが、劇症肝炎になると七割~八割の人が死に至ります。発症の場合によっては死亡に繋がる可能性を持ったB型肝炎、肝臓の病気であるがゆえ気付きにくいものですがここからは感染経路や予防接種の記述を通してB型肝炎の知識を身につけていきましょう。

B型肝炎という病気