B型肝炎は感染力は高いものの空気感染はありません。経路は大きく分けて水平感染と垂直感染という二つの呼び名があります。水平感染では性交渉での感染や薬物使用者の注射器の使いまわし、ピアスや入れ墨をいれるための器具の手入れが不衛生で起こるという原因があります。以前は臓器移植や医療現場での針刺し事故、血液の輸血が原因になることがあり、注射針の使いまわしによる感染はB型肝炎の訴訟にまで発展しましたが、今は改善をされております。

垂直感染とは母子感染のことで、B型肝炎ウイルスを保持している母親が出産の際に赤ちゃんに感染してしまうことです。現在では新たな母子感染を起こさないために母子感染対策がとられています。赤ちゃんでの感染の場合B型肝炎の症状が出ず健康体のまま過ごすことが多いです。これはB型肝炎ウイルスそのものが肝臓の細胞を壊すわけではなく体の免疫細胞がウイルスを排除する活動によって肝炎が起こるため免疫力の低い赤ちゃんでは発症をしないことが多いのです。そして免疫機能が発達する10代~30代になると免疫機能の働きで発症することもあります。

B型肝炎は自然治癒する人もいればしない人もいて症状が軽い場合もあれば意識障害を経て死に至る場合もあるというふり幅の大きなものになるので、あまり過敏になりすぎてもいけませんが安全な生活を送り検査や予防接種を受けて早期発見や治療での対応ができます。

感染経路